関数(消費税を求める)
次のような関数を作成してみます。
「金額と税率を引数として渡し、支払い額と税額をタプルで返却する消費税計算関数を作成します。関数呼び出し後、結果を print 文で表示します。」
コードは次のようになります。
def get_tax( kingaku, rate=0.1 ):
tax = kingaku * rate
total = kingaku + tax
return total,tax
消費税を計算する関数 get_tax を定義しています。
コード説明
引数
kingaku: 元の金額(消費税の計算対象)
rate: 税率(デフォルト値は 0.1 = 10%)
処理
tax に税額を計算します: kingaku * rate
total に支払い総額を計算します: kingaku + tax
返却値
total(支払い総額)と tax(税額)をタプルとして返します
関数の書き方と呼び出し方まとめ
1. 関数の呼び出し方
関数名を書き、渡したい値(引数)を括弧で囲んで渡します。
関数名(引数1, 引数2)
2. 関数の作り方
関数内で実行する機能を決める。
関数を以下の形式で定義する
(デフォルト値が設定されている引数は、省略可能)
def 関数名(引数1, 引数2=デフォルト値, ...):
# 処理内容
return 戻り値
3. 関数から値を返す方法
return を使って複数の値を返すことが可能。
引数としてリスト型や辞書型を指定する。
必要に応じてグローバル変数を使用する。
サンプルコード
def 計算関数(数値1, 数値2=10):
合計 = 数値1 + 数値2
差 = 数値1 - 数値2
return 合計, 差
# 呼び出し例
結果 = 計算関数(20)
print(結果) # 出力: (30, 10)
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